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♪きょ〜お〜で〜おわ〜かれね〜もぉ〜・・・(古っ!!!) [クマバチ日記]

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 今日、推定最後のクマバチたちH-7・H-8の2匹を・赤ミドリにマーキングして、放してきました。出かける用事があったので昨夜から決めていたのですが、これで・・クマバチともお別れかぁと思うと、6月14日のこの 号外記事 から始まったクマバチ騒動の数々が走馬燈のように思い出され、うれしさと寂しさの入り混じった複雑な気持ちになっていました。家に帰ってきていつもの棚に瓶がひとつも置いてなくて、台所の勝手口から上を見上げて今度こそゴーストタウンと化したであろう各梁を見上げていると思わず涙がこみあげてきました。

 こんなに揺れ動いているのは、朝あるTVニュースを見たことも関係しているかもしれません。愛知県稲沢市のある工場の屋根の部分にカルガモの親子が前から住み着いていて、その親子がとうとう水辺への移動を開始したのです。工場関係者の方々が、高い所から次々に低い所へ飛び降りていく様子を逐一心配そうに見守り・気温が高くなると水などまいてあげ、やっと地面に飛び降りた後・足りない一匹を必死に捜索してあげる・・といった放送でした。カルガモ親子はみな無事に近くの水辺に到達できたとのことでした。

 あぁぁ、うちのクマバチたちだって、あんな屋根の梁でなくたとえば庭の枯れ木とかに巣作りしていたのなら自分だってそんなに必死に追い払わなくてすんだのに・・実際あの羽音で2,3匹が庭を飛んでいるくらいなら、日中はいい「空き巣よけ」になってくれたかもしれません。だけど・常にクマバチ一家族ならともかく、毎回8個の卵を産んで、その家族がまた増えていくとなると・・やはりカルガモを暖かく見守るのと同じようにはいかなかったのです。

 そのうえこんなことも考えました・・家を囓られるという被害に遭いながらもこんなにクマバチに情がうつってしまい別れが寂しいなんて、あの宮崎の口蹄疫感染で殺処分されてしまった牛やブタの畜産農家の方たち・・R工房とは全然もうレベルが違って・その生活の糧のすべてがかかり、長年手塩にかけて育てられたであろう家畜たちが一瞬に奪い去られて・・その悲しみの何千万分の一かをはじめて痛みとして感じた気がしました。

 すみません・・今日は半日・明日はほぼ終日ある試合観戦とその応援に出かけておりまして、そこでの感動や心配などがぜんぶごちゃまぜになって混乱しているのです・・試合の前に時間がなくて応援席にまでバッグの中にハチの瓶を持ち込んでいたのですが、2匹とも元気に待っていてくれました。まだ残ったクマバチエピソードを数回続けるかもしれませんが、3作目ともなると駄作になってしまうことが多いといわれる映画のようにならないように気をつけます・・。


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