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クマバチバテに負けぬよう [クマバチ日記]

 あともう2ケタはいないであろう残ったクマバチを捕らえるのに難航しており、こちらが先にバテそうになってきました。今日はそんな自分に活を入れるために、あえて本日のクマバチ動向をちゃんとレポートすることにしました。いいかげんクマバチに疲れてきたとはいえ、問題から逃げてはいかんのです・・すまん・るり、もうちょっとの辛抱ですにゃ。

 昼過ぎにいつの間にかビニル袋の底にいたH-6(オス)を発見です。なぜいつものように中でバタバタとしていなかったというと、このH-6はビニル袋の中につけておいたハチミツを一心不乱になめていました・・梁Eの一家と同じで、この梁Hの連中も皆食いしん坊だったのです。下の写真・右の赤丸の矢印の先に、長いクチバシが見えています。
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 これで捕獲していたクマバチが4匹になりました。H-4(メス)・H-5(オス)・H-6(オス)・E-8(オス)です。ほんとうは今日は遠くに出かける予定はなかったのですが、いちばん先に捕らえていたメスが弱ってきたようなのが気になったので、暑い午後に出かけてきました・・夕方になってしまうと、クマバチたちが今日の宿に困るといけないと思いまして。。
 今回のマーキングはこれもど派手なピンク&水色です。決して自然界には存在しない色合いです。
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 出かけるためにバタバタしていると、それと察知したるりがケージから出てきて、玄関で通せんぼします。
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またクマバチなの〜〜?


 すがりつくるりを振り切って、前に一回放したことのある14km離れた公園まで行ってきました。この14kmという距離は、第一次捕獲作戦で別の場所に放したピンク・クマバチが帰ってきてしまったというイワクの数字であります。が、これについてはR工房ひとつの仮説を立てておりまして・・

 あのピンク・クマバチはたぶん親世代でありました。少なくとも昨年の夏に産まれ・この家で冬を越していたとしましょう、必然的にこの家周辺の地理には詳しく・ファーブル先生のおっしゃるところの人間にはないある種の土地に関する記憶・勘のようなモノが育っていたかもしれません。
20100727154356.jpg それに対して今回放している羽化したての成虫・すなわち巣穴から出て飛んだことがまだ一回もない連中だったらこの家の周辺も・14km離れた公園も共にまったくの未知の土地、そのような条件でも「帰巣本能」というのは発令されるものでしょうか・・今まで読んだ箇所まではファーブル先生もそのような世代比較の実験はされていないようでした。これをもっとつきつめて観察すれば、もしかしたら小学生の自由研究から・大学の卒論とまではいかなくてもせめて高校の文化祭の発表レベルくらいに昇格できるんじゃ・・とふと思ったR工房でしたが、とりあえずそんな余裕のある立場じゃなかった・・と我に返り、クマバチとサヨナラしてきました・・これでクマバチ検定1級・最後の小論文は不合格になりそうです。


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