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梁Hの秘密 [クマバチ日記]

20100718091326.jpg 昨日あの紅白クマバチを、今までではいちばん遠い・33kmの地点で放してきました。もちろんそのために遠出したわけではなく、他の用事で出かけた場所です。適当な公園などがなく、たまたま見つけたコミセンのような施設のフェンスに花がのぞいていたのでそこで次々に空き瓶のフタを開けることになったのですが、どうもアヤシイ人間に見られそうで・・ちょっとアセりました。地域の方、ごめんなさい。
 羽化したばかりのハチたちでしょうし、これはもう絶対帰ってこれないと思います。しばらくそのあたりをブンブン飛んでいたのでゆっくり写真を撮ってきたのですが・・そういうことをしているからよけいアヤシさが増すのですね。


 さておととい発見した梁Hの新しい穴・・これの特筆すべき点は、まずその場所の高さです。今までのAからGの梁もじゅうぶん高いところにあるのですが、このHはそれらよりさらに高い位置なのです。下の図・写真をご覧ください。

20100718135119.jpgkuma_3.gif

 ハシゴの高さが116cm・身長162cmのR工房が上に手をのばしてやっと届くところに梁Hの穴がありますので、ゆうに3m以上の高さがあります。作業に(いやいや)慣れてきたとはいえ、けっこうコワイです。そのうえ・・昨日帰宅してからさっそくその穴の一匹を捕獲したのですが、その際に回収したビニル袋からさなぎの殻を新たに8個も発見してしまったのです・・! あぁ・・あのキケンな思いをまだ最低7回はしなくてはいけないなんて・・Hのクマバチを捕まえる時はとにかく血圧がすでに上がっている時間であるのを望みます・・ふらついてハシゴから落ちたら骨折するかもしれません・・いやそれだけではすまないかも。

 またさらに重要なことは、梁Hの素性です。

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 上の写真、青線の先にある多少明るい色の木材が・その先がBの穴に続く梁Bで、赤線の木材が今回の梁Hになります。仕掛けてあるのはH用のビニル袋です。
 いかがでしょう、これでおわかりになりますでしょうか、今までクマバチを捕らえてきた梁というのは、すべて屋根本体の梁から新たに取り付けた・トタンを支えるための木材だったのですが・・梁Hはその屋根本体の梁なのです!! 古くはあるけれど、固い木材だから巣は作っていないだろうと過信していた自分が甘かった・・しかもそこに8匹・・こ、これは何としてもそのすべてを駆逐する必要があるのです。。


 昨日はE-3(オス)・A-6(オス)・H-1(メス)・E-4(オス)の4匹、今日はA-7(オス)の1匹計5匹を捕獲しています。AやBの穴などはもう全部出たのではないかと期待するのに、Bに新たに仕掛けたビニル袋にはフンがしてあってまだ在籍しているのが判明するのです。梅雨が終わってさらに暑さがパワーアップした台所で、つくりものに必要な素材等をどんどん持ち込んで籠城の支度に余念のないR工房です。

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