今日は『クマバチ宿題』があります [クマバチ日記]
毎日クマバチのことばかりでなくって、早くるりに戻ろうと思うのにクマバチの方が放っておいてくれなくて困ります。しかたないので『台所でクマバチを見守り見張りながらつくりものをする作戦』を開始して、せっかく扉をしめることに成功したライティング・デスクを開きその上でビーズ手芸をはじめることにしました。今日は用具を工房から運ぶだけで終わってしまいましたが・・ここはるりも闊歩しているので少し心配です。
そして写真・・瓶がひとつ増えていますね、Bの梁付近を外から飛んできたと思われる一匹を新たに捕獲しています。マーキングはありません。このB-3の可能性として、
①ワナのビニル袋のほんのわずかな隙間から外に逃げ出した
②まだマーキングする前に放した成虫が今戻ってきた
③ぜんぜん関係ない成虫がたまたま近寄ってきた
・・のどれにあたるのでしょうか、大きさはそれほどではないのにやたら元気なこのB-3、もしかして・もしかしてR工房がはじめて認識できたオスかもしれません。さあここで問題です、今までこのクマバチ日記の中で、オス・メスを見分ける記述のあるサイトを紹介していました。クマバチのどこでそれが判別できるかどうか、というのが今日の宿題です。これはレベル的にはクマバチ検定3級の問題です。明日明るい写真が撮れたら解答をアップしますね。
それにしてもこんなにひとつの生物について興味を持って調べる・・ことなどめったにないことですが、図鑑などのとおりいっぺんの説明ではわからないことって数あるのだなぁ・・と知りました。たとえばこのクマバチはどの解説にも【単独性】と記載してあります。大きな巣を作って集団で暮らす【社会性】ハチやアリに対して、いっぴきオオカミ的な印象を受けませんか? そんなクマバチなのに、今一本ずつの梁の中では兄弟姉妹仲むつまじく暮らしているようなのです。この写真を見てください。
Eの梁にビニル袋のワナをセットしていた時のことです。袋ごしなのでぼけて見えますが、穴の中・両側からR工房の様子を見張っていた2匹の姿がしっかり確認できます。この写真から梁の中で複数の個体が共同生活していることと・また梁の中の空間が穴の両側にしっかりと広がっているのがわかりましたね、これは問題集にはのっていませんので・ちゃんとアンダーラインをひいておいてください。検定問題に出るかもしれません。
もしかしてオスかもしれない今日のB-3の飛来・・それはR工房にさらなる暗雲をもたらしました・・それはクマバチの生態サイトで見かけた【母クマバチは8月頃にまた子育てを始め、2度目の子どもは10月になる前には羽化する】【年2化し】という記述による疑念です・・この1級レベルにせまる大問題にどう対処する???
そして写真・・瓶がひとつ増えていますね、Bの梁付近を外から飛んできたと思われる一匹を新たに捕獲しています。マーキングはありません。このB-3の可能性として、
①ワナのビニル袋のほんのわずかな隙間から外に逃げ出した
②まだマーキングする前に放した成虫が今戻ってきた
③ぜんぜん関係ない成虫がたまたま近寄ってきた
・・のどれにあたるのでしょうか、大きさはそれほどではないのにやたら元気なこのB-3、もしかして・もしかしてR工房がはじめて認識できたオスかもしれません。さあここで問題です、今までこのクマバチ日記の中で、オス・メスを見分ける記述のあるサイトを紹介していました。クマバチのどこでそれが判別できるかどうか、というのが今日の宿題です。これはレベル的にはクマバチ検定3級の問題です。明日明るい写真が撮れたら解答をアップしますね。
それにしてもこんなにひとつの生物について興味を持って調べる・・ことなどめったにないことですが、図鑑などのとおりいっぺんの説明ではわからないことって数あるのだなぁ・・と知りました。たとえばこのクマバチはどの解説にも【単独性】と記載してあります。大きな巣を作って集団で暮らす【社会性】ハチやアリに対して、いっぴきオオカミ的な印象を受けませんか? そんなクマバチなのに、今一本ずつの梁の中では兄弟姉妹仲むつまじく暮らしているようなのです。この写真を見てください。
Eの梁にビニル袋のワナをセットしていた時のことです。袋ごしなのでぼけて見えますが、穴の中・両側からR工房の様子を見張っていた2匹の姿がしっかり確認できます。この写真から梁の中で複数の個体が共同生活していることと・また梁の中の空間が穴の両側にしっかりと広がっているのがわかりましたね、これは問題集にはのっていませんので・ちゃんとアンダーラインをひいておいてください。検定問題に出るかもしれません。
もしかしてオスかもしれない今日のB-3の飛来・・それはR工房にさらなる暗雲をもたらしました・・それはクマバチの生態サイトで見かけた【母クマバチは8月頃にまた子育てを始め、2度目の子どもは10月になる前には羽化する】【年2化し】という記述による疑念です・・この1級レベルにせまる大問題にどう対処する???
>【単独性】と記載してあります。大きな巣を作って集団で暮らす【社会性】ハチやアリに対して、いっぴきオオカミ的な印象を受けませんか? そんなクマバチなのに、今一本ずつの梁の中では兄弟姉妹仲むつまじく暮らしているようなのです。
「社会性」のハチ・アリと言っても、その集団はすべて女王の子で構成されているのですから、クマバチのきょうだい集団と次元が異なるわけではありません。私は、むしろ羽化後、巣に留まっているということに驚いています。巣は羽化室であって、羽化後は巣との縁を切ると思っていました。いつまで、巣にとどまるのか大変興味があります。
by 永井 (2010-07-14 06:13)
ぜひ手懐けて、ローヤルゼリーを収穫?・・・出来るのかな。
by 橋江 満知瑠 (2010-07-14 17:09)
永井様 こんばんは。
>その集団はすべて女王の子
・・そうでしたか! あの大集団もみな兄弟たちなのですね。
>羽化後は巣との縁を切る
私もそれを切に願っていたのですが・・。
解説によりますと、秋に羽化するこども達も一緒に「越冬」となるのでしょうか、「いつまで」私も戦々恐々としております・・。
by R工房 (2010-07-14 23:55)
橋江さま こんばんは。
ほんとうに、いつか「ハチの恩返し」とかで、
朝起きてみたら玄関前にハチミツがどっさり・・
とかになるとうれしいのですが、
今のところ・・
ハチミツはこちらの持ち出し、となっています(泣)
by R工房 (2010-07-14 23:58)
母バチは、巣にとどまっているのでしょうか。私は、母バチこそ、もう巣と縁を切っているのではないかと思うのですがいかがでしょう。
あと、羽化成虫は全数チェックされたのでしょうか。もし取り逃がしたものもありえるのなら、巣に居着いているのがメスだけということも考えられますね。
それと、羽化成虫は完全に大人です。一部の昆虫では後熟といって羽化後あるていどエサを取らないと生殖行為ができないものもいますが、昆虫は外骨格な生き物なので、少なくとも、すべての昆虫は成虫になったあと大きさは1mmも大きくなりません。
エサをやっているのは、鳥などの雛のように理解されているのかなと思うのですが、奴らは大人ですよ、自活させてやればと思います。
世間一般に、成虫の誕生が昆虫の誕生のように誤解されているフシがありますが、多くの昆虫では成虫というのは生殖モードであるという理解がいちばんあたっていると思います。成虫が完全系、オトナだと理解するよりも、昆虫とは幼虫が本来の姿であって、生殖時期に「成虫」という状態になるのだと理解すれば、セミやウスバカゲロウなどはその生活環が理解しやすいでしょう。
クマバチでは、成虫の時期がかなり長期に及ぶので、あまりそんな感じではないですが、それでも、成虫となってしまった以上、「コドモ」ではないということは確かだと思います。
by 永井 (2010-07-15 06:21)
永井様 昆虫のご説明ありがとうございます!
本日の記事に、転載させていただきました。
http://rkobo.blog.so-net.ne.jp/2010-07-15
>母バチ・・
母バチは、たぶん第一次捕獲作戦の時に、
そのほとんどを私が遠くに放逐してしまったのだと思います。。
>全数チェック
個体識別ができないので、数はまだナゾのままです。
>成虫になったあと大きさは・・・
個体によりかなり大きさに差があるのを確認しました。
図鑑はごく平均の大きさが書いてあるのですね。
>自活させてやれば
早く最初の一歩(一飛)をビニル袋の中に踏み出してほしいです。
>生殖モード
誰がこの巣を遺産相続するのだろうか・・ということに
興味はあるのですが、ひと梁に少なくとも5匹ずついるとして、
ここでこのままコロニーを作られては困りますね・・。
>成虫の時期がかなり長期
気に入った巣は、何年も続けて使う・・とありました。
何年生きるのでしょう???
by R工房 (2010-07-15 23:43)