るりとメダカとカトールと

　メダカとエビがR工房宅にやってくるについて、るりのコトが気にならないわけではなかったのです。でも雲丹屋さまが、

　猫ちゃんがいらっしゃるそうですが、
　めだかはあんまり猫に人気ないので、
　ご迷惑にならないのではないかと思います。
　かえって水飲み場になっていいかもしれません、、、、。
　（うちの猫は水ガンガン飲んでます）

・・とおっしゃるので、それを信じて置いてみました。たしかにるり、ぜんぜん興味を示しません。猫はあんまり視力がよくないと聞いたこともあるし、ちっちゃすぎて見えないのかなぁ・・とほっとしました。

　そんなことで一週間ほどすぎた時でしょうか、台所からガタンと音がしたので、見にいってみますと・・

・・アクアリウムのてっぺんの部分に大きな水滴が数粒!　るり・・るりの仕業に違いありません。あのガタンという音は、ふだん「乗ってはいけない」と払い落とされる食卓から飛び降りた音だったのでしょう。それからその『証拠』を発見すること数回、とにかく現場をおさえよう・・と思うのに、るりも食卓に乗っていると怒られる、というのはわかっているので、なかなか長いシッポを押さえることができません。
　ほんとうに水を飲んでいるだけならいいが・・といぶかしく思うものの・中のメダカからしてみたら猫が覗きこんでいるのはけっして心おだやかではいられまいと、これからは長時間台所にいない時は・るりが入らないようにちゃんと扉をしめることにしました。

　もしるりの興味がメダカにはなくても、メダカもまさか猫が水を飲んでいる最中には水面の方には上がっていかないですよね・・?　このカトールの未来に恐ろしい惨劇が内包されていないことを祈るばかりです・・あ、扉しめたか見てこなくっちゃ。