SSブログ
クマバチ日記 ブログトップ
前の10件 | 次の10件

「エイリアン3」はおもしろかったっけ・・? [クマバチ日記]

20100801202136.jpg

 まず最初に謝罪申し上げます。クマバチ騒動終息宣言は時期尚早でありました。実は・・今日のお昼にまた梁Aのビニル袋に入っているメスのA-9を発見してしまったのです。あんなにくどくクマバチとのお別れの模様をしたためてしまった後で、「やっぱりまだ早いと思った」「もう少し様子をみればよかったのに・・(なんておバカな・・)」との感想を抱かれるのが目に見えるようです・・なぜならたぶんR工房自身がいちばんそう思いがっかりしているからです。



20100801153724.jpg それにしても梁Aから出て来るとは・・夢にも思いませんでした。梁AはBとともに羽化世代を最初に捕獲し始めたので、Aから出てきたクマバチを最後に捕らえたのは7月の20日・あれからもう10日もたっているのに今頃また何故・・!!??、と驚愕です。
 梁Aでは今回の一匹も入れると、穴の中から出てきたのが7匹・外から飛んできてAの周辺をウロウロしていたのが2匹、中で死んでいるのを見つけたのが1匹になります。もし産卵されていた卵が8個だとしたら、計算上はこれが最後になりますね・・と気を落ち着かそうとしますが、この梁Aには、前からひとつの懸念がありました。
 梁E・Hのクマバチ一家がそろって食いしん坊だったように、梁Aの連中にも個性がありました。それは・・「知能犯」といったらいいでしょうか、最初は写真の③ひとつの穴だったのに・その後②の穴を開け、両方を綿で詰めたら今度は①④に小さい穴を開けだしたのです。したたかな・・という印象を抱いてました。今回の出現でちょっと心配になったのは、実は梁Aの中はこうなっているのではないかと・・・
kuma_6.gif

 絵が拙いですが、要は一本の梁の中に2家族が住まっていたのではないかという疑念です。自分的には②③の穴は中で繋がっているのではと思っていたのですが、指を入れても届かないし・今日は内部の確認ができませんでした。捕らえたA-9は小柄で、羽はいかにも羽化したてのように黒く艶やかでした。ちょっと遅れた産卵で今また一斉に羽化が始まったのではないことだけを祈り、引き続きまたクマバチ警戒態勢2級レベルで監視をしていくことにしました。。あまりにも感情的になって別れを惜しみすぎたのがいけないのでしょうか、暑くて沸騰した脳みそはまたしても混乱状態です。(否応なくつづく・・かも)

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

♪きょ〜お〜で〜おわ〜かれね〜もぉ〜・・・(古っ!!!) [クマバチ日記]

20100730150657.jpg

 今日、推定最後のクマバチたちH-7・H-8の2匹を・赤ミドリにマーキングして、放してきました。出かける用事があったので昨夜から決めていたのですが、これで・・クマバチともお別れかぁと思うと、6月14日のこの 号外記事 から始まったクマバチ騒動の数々が走馬燈のように思い出され、うれしさと寂しさの入り混じった複雑な気持ちになっていました。家に帰ってきていつもの棚に瓶がひとつも置いてなくて、台所の勝手口から上を見上げて今度こそゴーストタウンと化したであろう各梁を見上げていると思わず涙がこみあげてきました。

 こんなに揺れ動いているのは、朝あるTVニュースを見たことも関係しているかもしれません。愛知県稲沢市のある工場の屋根の部分にカルガモの親子が前から住み着いていて、その親子がとうとう水辺への移動を開始したのです。工場関係者の方々が、高い所から次々に低い所へ飛び降りていく様子を逐一心配そうに見守り・気温が高くなると水などまいてあげ、やっと地面に飛び降りた後・足りない一匹を必死に捜索してあげる・・といった放送でした。カルガモ親子はみな無事に近くの水辺に到達できたとのことでした。

 あぁぁ、うちのクマバチたちだって、あんな屋根の梁でなくたとえば庭の枯れ木とかに巣作りしていたのなら自分だってそんなに必死に追い払わなくてすんだのに・・実際あの羽音で2,3匹が庭を飛んでいるくらいなら、日中はいい「空き巣よけ」になってくれたかもしれません。だけど・常にクマバチ一家族ならともかく、毎回8個の卵を産んで、その家族がまた増えていくとなると・・やはりカルガモを暖かく見守るのと同じようにはいかなかったのです。

 そのうえこんなことも考えました・・家を囓られるという被害に遭いながらもこんなにクマバチに情がうつってしまい別れが寂しいなんて、あの宮崎の口蹄疫感染で殺処分されてしまった牛やブタの畜産農家の方たち・・R工房とは全然もうレベルが違って・その生活の糧のすべてがかかり、長年手塩にかけて育てられたであろう家畜たちが一瞬に奪い去られて・・その悲しみの何千万分の一かをはじめて痛みとして感じた気がしました。

 すみません・・今日は半日・明日はほぼ終日ある試合観戦とその応援に出かけておりまして、そこでの感動や心配などがぜんぶごちゃまぜになって混乱しているのです・・試合の前に時間がなくて応援席にまでバッグの中にハチの瓶を持ち込んでいたのですが、2匹とも元気に待っていてくれました。まだ残ったクマバチエピソードを数回続けるかもしれませんが、3作目ともなると駄作になってしまうことが多いといわれる映画のようにならないように気をつけます・・。


コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ハチを放しに三千里・・ [クマバチ日記]

 昨夜からほんとうにめずらしく雨[雨]が降り続きました! せっかくクマバチを常時見張らなくてよくなったのに今になって涼しくなるなんて・・この雨はきっと昨日の朝・R工房が何ヶ月かぶりに庭の草取りをしたせいかもしれません(泊まり客があったための苦渋の決断)。
 雨のおかげでよかったことは他にもありました。そろそろ洗車に行かなくちゃ・・と思っていたのです。あまりに暑くて洗車の時間だけでも車内にいるのが耐えられそうになく・延ばし延ばしになっていました。そして「そーだ今日は涼しいし・雨だとそんなに混んでいないだろうからオートバックスにオイル交換に行ってこよう!」とめずらしくも積極的な気分に、これもクマバチから解放されて浮かれた気分になっているからでしょう。

 車はもちろん去年R工房の不注意による事故のため前バンパーを全交換したあのオデッセイです。その後のホンダさんの新車買い換え猛攻撃(もちろん続行中)を巧みにかわしております。前回のオイル交換は3月のこと、その時お店の人がこんなシールを貼ってくれました!

20100308141056.jpg

 いつもその時の走行距離に3,000km足した数字なのですが、すごくキリがよかったからでしょう・ちょうど140,000kmにしてくれたのです! おーとうとう14万キロかぁ・まだまだいけそう☆でも帰省の時までに間に合うかな・・と心配でした。帰省の前にオイル交換すればついでに点検もしてもらえ好都合なのです。

 しかし・・そんな心配はぜんぜん無用でした・・クマバチをいったい何回放しに行ったでしょう、その瞬間を絶対見よう! っと思っていたのに、騒乱の中の7月18日、ふと気づいたら・・

20100718074953.jpg
あぁ残念、9kmも越えちゃってました・・



20100617143805.jpg 左の写真は、最初に捕らえたクマバチを放しに行った(6月16日)大阪と奈良の県境に位置する二上山を奈良側から見ています。二上山は古来飛鳥時代の人々も愛でていた山・・その標高517mもものともせず、だいたい赤矢印の先にあるだろうR工房の家に飛んで戻ってきたのでした。この時の距離は8km・・まだクマバチの知識も全然なくて、「これだけ離れていれば大丈夫だよね、高い山もあるし」などと考えの甘い甘ーーい自分がいたのでした。
 それからのR工房の遠出には必ずクマバチがセットされ、今日は14万キロを300キロほど越えていました・・ファーブルさんの頃は馬車だったのですよ・・ハチを運ぶオデッセイ、その役割もあと一回(のはず)です。

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ハチの"ハチ"の不思議 [クマバチ日記]

 昨日までの暑さが澱んだような膠着状態から一転、今日は・・この7月5日から始まりました第二次捕獲作戦の記念すべき日になりました。下の表、とくに色付きの箇所に注目してご覧ください。

kuma_5.gif

 午後にH-7・H-8(ともにオス)を捕獲して、あの高い場所でこわかった梁Hの連中を・少なくとも回収したさなぎの殻の個体数には到達したのです! 長かったです・・。
 そして改めてこの表をじっくり見てみますと、梁E,Hが同士なのに気づきます。クマバチにとって切っても切れない「8」という数字の関係、それは以前 この記事内でご紹介しました2つのサイト、

・永井様のブログ「Ever Green Forest -- blog」から「クマバチの巣」の記事、
「A Pretty Garden 小さな園芸館」様のサイトから「クマバチ(熊蜂)」の記事を、

もう一度ご覧ください・・前者には「個室だ。全部で8室程度。」、後者には「卵を約個産む。」と、はっきり「8」と記されています。

 このようにクマバチは通常8個の卵を産むのでしょう。上の表・各梁から回収したさなぎの殻の数にばらつきがあるのは、きっとその産卵途中のメスをR工房が捕らえてしまったのです。そしてそのメスが「何が何でも巣に戻って産卵の続きをせねば・・」と強い本能に導かれて遠い距離を飛んで戻ってきた個体なのではないでしょうか。産卵やそれに伴う巣作りの過程において、ハチがそれを省略することも変更することもできないのだとファーブル先生に教えていただきました。梁E,Hの場合は、運良く産卵を最後まで終えることができたのでしょう。そのメス親をいつどこに放してきたのかをわかる術はありませんが、産卵途中のメスよりも・もしかしたら帰巣本能は強く命じられることはなかったのかもしれません。あのピンク・クマバチはまだその身体の中に産卵予定の直径1.5cmの卵をいくつか抱えた身重のハチだった・・!? 外から飛んできた個体の中にもそんなメスが混じっていたのかもしれません。。


20100618133857.jpg R工房とクマバチ達の利害は一致せず・折り合う条件を見いだせない平行線の関係であったため仕方のないことではありましたが、それにしてもここにさえ巣穴を作らないでいてくれたらお互いしあわせだったのに・・と悲しくなります。梁Cからはどうも生活反応が見られず、中で死んでいるのかもしれません。とりあえず明日からは「まだ巣穴に残っている羽化成虫がいないか」を確認する期間に入ります、少なくとも7月中はビニル袋を仕掛けておき、R工房もついに台所籠城からは解放です・・今手元にいる2匹のクマバチが最後かと思うと、ほっとするのと同時にちょっとさびしくなってしまいました・・。

 今日のタイトル、カタカナ部分はもちろん「蜂の"8"の不思議」です。

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

クマバチバテに負けぬよう [クマバチ日記]

 あともう2ケタはいないであろう残ったクマバチを捕らえるのに難航しており、こちらが先にバテそうになってきました。今日はそんな自分に活を入れるために、あえて本日のクマバチ動向をちゃんとレポートすることにしました。いいかげんクマバチに疲れてきたとはいえ、問題から逃げてはいかんのです・・すまん・るり、もうちょっとの辛抱ですにゃ。

 昼過ぎにいつの間にかビニル袋の底にいたH-6(オス)を発見です。なぜいつものように中でバタバタとしていなかったというと、このH-6はビニル袋の中につけておいたハチミツを一心不乱になめていました・・梁Eの一家と同じで、この梁Hの連中も皆食いしん坊だったのです。下の写真・右の赤丸の矢印の先に、長いクチバシが見えています。
20100727134507.jpg


 これで捕獲していたクマバチが4匹になりました。H-4(メス)・H-5(オス)・H-6(オス)・E-8(オス)です。ほんとうは今日は遠くに出かける予定はなかったのですが、いちばん先に捕らえていたメスが弱ってきたようなのが気になったので、暑い午後に出かけてきました・・夕方になってしまうと、クマバチたちが今日の宿に困るといけないと思いまして。。
 今回のマーキングはこれもど派手なピンク&水色です。決して自然界には存在しない色合いです。
20100727144547.jpg


 出かけるためにバタバタしていると、それと察知したるりがケージから出てきて、玄関で通せんぼします。
20100727144417.jpg
またクマバチなの〜〜?


 すがりつくるりを振り切って、前に一回放したことのある14km離れた公園まで行ってきました。この14kmという距離は、第一次捕獲作戦で別の場所に放したピンク・クマバチが帰ってきてしまったというイワクの数字であります。が、これについてはR工房ひとつの仮説を立てておりまして・・

 あのピンク・クマバチはたぶん親世代でありました。少なくとも昨年の夏に産まれ・この家で冬を越していたとしましょう、必然的にこの家周辺の地理には詳しく・ファーブル先生のおっしゃるところの人間にはないある種の土地に関する記憶・勘のようなモノが育っていたかもしれません。
20100727154356.jpg それに対して今回放している羽化したての成虫・すなわち巣穴から出て飛んだことがまだ一回もない連中だったらこの家の周辺も・14km離れた公園も共にまったくの未知の土地、そのような条件でも「帰巣本能」というのは発令されるものでしょうか・・今まで読んだ箇所まではファーブル先生もそのような世代比較の実験はされていないようでした。これをもっとつきつめて観察すれば、もしかしたら小学生の自由研究から・大学の卒論とまではいかなくてもせめて高校の文化祭の発表レベルくらいに昇格できるんじゃ・・とふと思ったR工房でしたが、とりあえずそんな余裕のある立場じゃなかった・・と我に返り、クマバチとサヨナラしてきました・・これでクマバチ検定1級・最後の小論文は不合格になりそうです。


コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

ある日の熊蜂不動産 [クマバチ日記]

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 温暖な環境、即産卵可!

 すでに空洞化されていますので、すぐに卵の個室が作れます。
 待ち望まれていた梁がとうとう空き家になりました!
 最初で最後の超優良物件・6戸まとめてのご提供です。
 親子・ご兄弟姉妹同士でお近くで暮らすことができるので、安心ですね。
 地上から3mの高さにありますので湿気もなく・よく乾燥し、
 またすぐ上にトタンがありますので・雨の心配もありません。
 最寄りの駅までひとっとび1分、各種花にも事欠かない田園地帯です。
 築こそ古いが、固さ・香り・換気等申し分のない木材です。
 即時引渡し可、この週末中には完売必至!
 お早めのご連絡をお待ちいたしております。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※


「はい、熊蜂不動産でございます・・あ、広告をご覧になって? はい、6戸同時売り出しの物件ですね、これ以上のお値打ちなお部屋はどちら様でもご用意できないと存じますよ・・ありがとうございます、ええ、もちろん見学もできます・・はぁ、来週ですか? そうですね・・もうかなりの数のお問い合わせをいただいておりますので、来週となりますとちょっと・・えぇそうですか、明日の・・はい朝早くでもかまいませんよ、日の出時刻よりお待ち申し上げております。
 ・・はい? 前に住んでらした方ですか? えぇ、そうですね・本来ならただ今は1回目の羽化が完了する時期ですから・・いえ、今は完全に空き家なのですよ・・どうしてかって? えぇちょっとした事情で各梁の皆さま他の土地に移られて・・はぁ、詳しいことはちょっと個蜂情報の保護の観点から・・えっキケン? いえいえそんなことはございませんとも、皆さま他の土地でおしあわせにお暮らし(のはず)ですよ・・はぁ・・そうですか・・一度ご覧いただければこのすばらしさがよくおわかりいただけるのですけれどねぇ・・とても残念ですが・・それではもし他の物件で良いモノが出ましたらすぐにご連絡っ あ、切れちゃった・・またダメだったなぁこれで7回目だよ・やっぱり『ナゾの集団失踪』怪しすぎるか・・今度は『マリー・セレスト号の謎』や『そして誰もいなくなった』なんかのミステリーファンからの問い合わせないかなぁ・・もう増築の心配もないし☆とってもいい物件なのに。。でも、あそこの連中、ほんとに一体どうしたんだろうなぁ・・。」

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

"読書感想文"を、書こうかな・・ [クマバチ日記]

20100619132540.jpg20100619132628.jpg

 クマバチの「ぶず・びず・びず」という羽音を聞いていると、いつもこの絵本を思い出します。あのビアトリクス・ポター作の「ピーターラビットの絵本 第3集」に収められている「8. のねずみチュウチュウおくさんのおはなし」です。

 のねずみのチュウチュウおくさんのきれいな巣の中にさまざまな闖入者が訪れ、あのクマバチによく似たまるはなばちもいつの間にかおくさんの家の中に侵入して巣作りを始めています・・おくさんの怒りは頂点に達し・・

 といったくだりが、とても他人事とは思えません。ピーターラビットはもちろん世界中で愛されている絵本ですが、今この時チュウチュウおくさんの気持ちに痛いほど共感できるのは自分をおいて他にはいないのではないでしょうか、きっと今なら最高の読書感想文が書けると思います・・自由研究といい感想文といい、ほんとうに自分が今小学生だったなら夏休みの課題には全然苦労のない日々を過ごしております。


 それにしても・・毎日暑くてへとへとです・・昨夜の記事をアップした後ちょっと熱中症的症状になってしまいました。連日のクマバチ騒動と出かける用事がたてこみ・そのうえちょっとの注意で防げた大失敗をするなど、何も前に進んでいかないのでオーバーヒート気味になっているようです。今夜もこれでクーラーの部屋に逃げ込み・残りはまた明日・・そうそう、めずらしく今日はクマバチ捕獲数は0でした。

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

問題の整理と、今後の作戦展開 [クマバチ日記]

 今現在の、クマバチの捕獲状況です。
kuma_4.gif

 上の表でおわかりになりますとおり、回収したさなぎの殻は「最低でも梁の中にこれだけの羽化した成虫がいるであろう」数を示しています。29匹。
 それに対して穴から出てきたのを捕らえた合計は26匹ですから、数字の上では「あと3匹!」と一瞬喜んでしまいそうですが、それは大きなマチガイで・たとえばAの梁からは3個の殻しか回収していないのに6匹も出てきているし、殻の数というのはけっこうアテにならないものなのです。

 ここで表には示されていない、重要な事実を2点記しておきます。

1.Aの捕獲中に、穴の中に成虫の死骸を1個発見していました。たぶん自分が前にあまりに未発達で弱っているので穴の中に返した個体だと思います。取り出そうとしたら失敗して、奥に入ってしまいました。ですからAの数字にはあと1プラスしていいのです。

2.Bの穴に新しく仕掛けたビニル袋にフンの後が・・と前に書きましたが、よく見たら中に塗りつけたハチミツの流れた痕跡でした。従って今のところ、確実に中に羽化した成虫が残っているのを確認した梁はEとHのみになっています。Cは、オガクズが少し落ちていますが、どうも気配がありません。

 今日は昼から夜まで出かけていて、帰ったらHのビニル袋に入っていたH-4(メス)を回収しました。このクマバチ捕獲作戦、第一次では親世代のほとんどを、第二次ではまさかの羽化世代を・それでも地道にかなり捕獲してきているのではないでしょうか、このまま「8月に二度目の産卵」とかいうコトさえ阻止できれば遠からず各梁はからっぽになるはずです。そして・・その時こそ、


20100716112801.jpg
ヒミツ兵器の出番です。

 後ろの缶はまだクマバチと正式に認定していなくて・家への被害も発見していなかった頃に試して効果が確認できなかった(今思えばコワくて距離がありすぎたのかも。) スーパーハチジェット、それに対して新しく飼ってきた前の缶は、

【強力! ハチにW効果 殺虫+予防】
ハチに巣も作らせない スーパーハチジェットプラス
 ( 1,380円です。300円ほど高いです。)

 このスーパーハチジェットプラスのすばらしい特徴は、

【忌避効果】強力な忌避性(虫がいやがる)を持った成分の増強により、越冬したスズメバチ、アシナガバチに巣を作らせません。

 ・・と「クマバチ」の名がないのがちょっと気にはなりますが、空っぽになったであろう後数日間確認をした梁から穴の中・外に次々に噴霧していこうというのが、残された最後の作戦になります。史上最大の作戦の決行予定日は、そろそろ気配がしのびよってきた「帰省」の前までになんとか・・でないとおちおち家をあけることもできません。屋外の・そのうえ自分よりはるかに高い位置にある梁に噴射するのはそれほど容易なことではないのですが、そのXデーに向かってすでにカウントダウンは進行中、E・Hの中のクマバチ各位には速やかで円満な退去を求めるものであります・・。


コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感

記号バチがうじゃうじゃ [クマバチ日記]

20100721175643.jpg 今日の捕獲は、D-4(メス)・H-3(メス)・E-7(オス)の3匹です。これで昨日のA-8(メス)・E-5(メス)・H-2(メス)・E-6(オス)の4匹、おとといのA-7(オス)、さきおとといのE-3(オス)・A-6(オス)・H-1(メス)・E-4(オス)の4匹を合計して、総勢12匹!! 過去最高数の捕虜を前に・大混乱と、さすがに・・うじゃうじゃいすぎてちょっと気持ち悪くなってしまいました。なかなかクマバチのためだけに遠出することができず、でもやっと今日出かける用事があり・キイロ赤にマーキングした12匹を26km離れた公園に放してきました・・ちょっと夕方になってしまいオシロイバナがしぼみかけていましたが、なんとか花だとわかってくれたみたいです。羽化したばかりの成虫は文字通りのFirst Flight、帰巣本能が開花されないことを祈るばかりです。どうかよい枯れ木が見つかりますように・・!

20100721122543.jpg
狭いところに押し込めてごめん・・。


 ここで一回立ち止まって各梁の捕獲数やら推定在籍数などを計算してみようと思うのに、今日はもう脳みそに余裕がなくて断念・・次回のお題を「問題の整理と、今後の作戦展開」とお約束して今夜はこれでダウンです・・明日は・・ちょっとクマバチたち、おやすみをくれないでしょうか・・今までに経験したことのない、「クマバチバテ」がピークになってきました。。

コメント(2) 
共通テーマ:日記・雑感

食いしん坊のEファミリー [クマバチ日記]

 ここはもしかしてサウナ風呂? と化した台所に一日籠城して今日も4匹捕まえました・・なぜかまた外から飛んできたA-8(メス)と、後はビニル袋に落ちてきたE-5(メス)・H-2(メス)・E-6(オス)です。昨日までの5匹と合計して、今わが家には9匹のクマバチが捕虜となっています。そのためもう空き瓶がなくなってしまい、しかたないので大きなひと瓶に、E-3,4,5,6を4匹まとめて入れました。たぶん今までの巣の中だってそう広くはなかったと思うので、明日放しに行くまでちょっとガマンしてもらいましょう。

 このEファミリーは他の梁の連中とは明らかに違うおもしろい特徴があります。皆とても食い意地が張っているのです。あのハチミツの実験でチューチュー吸っている動画のクマバチはE-1ですし、誘い出すために穴の縁にハチミツを塗ってあるのに・身を乗り出してなめるのはEのファミリーだけなのです。

 今日捕まえたE-6もそうでした。クマバチがビニル袋に落ちると・あわてふためいて羽ばたくのですごい音がするのですぐそれとわかるのですが、この時は「ふと見上げたらそこにいた」という感じで静かなので??とよく見たら・・

20100720151130.jpg20100720151155.jpg

 外のことや・自分が陥った事態に何一つ動じることなく、ビニル袋に落ちているハチミツを一心不乱になめ続けていました・・はじめて我に返ったのは大瓶に入れた時で、しばらく他の兄弟と一緒にあわてふためいてバタバタしていましたが、じきに静かになって・瓶に入れたハチミツ付きのツツジの枝をみんなで仲良くなめていたようです。

20100720210413.jpg

 瓶の中でクマバチ兄弟はなにか会話のようなことをするのでしょうか・自分たちは今まで一緒の巣の中にいた兄弟だという自覚はあるのでしょうか・・こんな疑問がひとつでも解決されたならクマバチ観察ももっともっとおもしろいものになるのに・・と残念でなりません。

コメント(0) 
共通テーマ:日記・雑感
前の10件 | 次の10件 クマバチ日記 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。